候補の二層化
候補がたくさんあると、選ぼうとした文字が紛れます。正解が3位にあるとして、見えている候補が9個なら1/9、5個なら1/5。 探すストレスも「見た目の確率」も違う。そこで候補を「選ぶ層」と「探す層」に分けてみる実験ページです。
差し替えた層:表示 / 据え置き:入力・キーマップ・変換
変換エンジンは同じMozcのままで、候補の見せ方だけを変えています。 変換結果に添えられた「コスト」(Mozcが内部で持っている、その候補のもっともらしさ)を使い、 1位からの差が一定以内のものだけを一層目に出します。
このページ固有のソース:site/src/pages/candlayer.ts
ふつうにローマ字で打って、スペースキーで変換してください(OS側の日本語IMEはオフで)。 候補窓の下、左端の点が一層目のページ数と現在地、右端に「… Tab」と出ていれば その先に二層目があります(点が1個だけで「… Tab」が無ければ、それで全部です)。
- Space / ↑↓ = 候補移動。一層目の中だけを巡回します(二層目は現れません)
- 数字 1-5 = 一層目のウィンドウ内で直接選択(クリックでも可)
- Tab = 二層目のグリッドを開く。開いたあとの Tab は次の列へ(Shift+Tab = 前の列)
- グリッド内の 数字 1-9 = いまの列の中の行を選択、↑↓ = 1件ずつ移動(最下段の次は右隣の列頭)
- Esc = グリッドを閉じる。閉じる前に選んでいたものが一層目にあればそれを保ち、二層目のものを選んでいたら開いた時点の位置に戻ります
- Enter = 確定。そのほかの操作は標準IMEのページと同じです
下の「切り方のパラメータ」で、分け方をその場で変えられます (変えるとすぐ反映されます。再変換は不要)。 コスト差Δを0にすると二層化が止まり、従来どおり全候補が1つの流れになります。
実測では、一般語はコストが急に開き(「こうせい」は全94件だが実用圏は12件ほど)、 人名系は候補が拮抗したまま続きます(「ゆうき」は184件で、ほとんどが人名の当て字)。 コスト差で切ると、この違いが自動的に件数へ反映されます — 件数を固定するより実態に合う、というのがこの実験の勘所です。